印象に残るご相談
こんにちは 銀座のエンディングノート終活カウンセラー行政書士かわさきなおみです。
随分と前のご相談です。相続関係でした。事前にご予約での対応でした。
案件内容は共有に絡むもので、確かに早めに動き出すことは必要です。方向性と対応策はありましたが、問題は実際に行うにあたっての人間関係。
相続では、そうなることも多いからこその難しさですが、そのケースは、揉めるという前提のお話とは違いました。一通りお聞きしていても長い時系列と人間関係と経緯がありました。
結局、それをすることになるよねーとのこと。
弁護士さんも、そうだって言ってたし、いやね、もう相談はしてるんだ。
(大丈夫です。弁護士さんにご相談されてるとしても、セカンドオピニオンとしてお話を聞くことはあります。)
やっぱり、そうだね。それしかないかー。と、ニコニコされていらっしゃいました。
多分、弁護士さんと同じ対処方法だったことに安心されたのではありません。
今のところ問題はないのです。これもまた相続にはあることです。
触ることで面倒が起きうる。確かに先ではもしかしたら揉める?かも?しれないが、それより何より面倒くさいことが起こる。いや、揉めるなと言っておけば案外大丈夫かもしれない。みんな家族身内だし、揉めるのは余程のことだろう。多少はあるかもしれないが。
ならば、何もしないことだ。
何か良いことだとしても、やるにはたいそう面倒。そして、今から揉めることだってある。 だから、やらない。いや、やれないのだ。 仕方ないのだ。
と、いうことのようでした。
(これはおそらくなので、確定ではありません。念のため。)
やらない理由があったのです。
やらないことに、やむを得ない理由が。 そのことに安堵されたのだと思います。
年齢がそれなりの高齢者となると、お元気であっても大変なことです。誰かに頼んだとしても。そこは、よーくわかります。 少しで済まないからこそ、弁護士さんにもご相談はされているのです。それに、今のところ揉めてない。
ある意味、こうしたことも相続についてはあるのです。
先に起こるかもしれないこと、必ず起こることを分けてご説明させて頂きましたが、他のご相談でたまにあることとして、相談した先の先生がもっと強く、今すぐやるように言ってくれてたら…⤵
と、ご相談者が言われることもあることも。
問題を寝かせて育てることにならないように、先の世代に持ち越さないように、そこも合わせてお考え頂けますように。