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エンディングノート 自分辞典 終活とは何か


終活~よりよい人生のしめくくりは、ご自分で演出を~ さて、今日は終活についてお話させていただきます。 「終活」ということばをきけばみなさんは、やはり高齢者のことをイメージされますか? やはり多くの方はそう思われるようです。実際に終活と一言はいったセミナーは葬儀のことやお墓などをどうしたいか、といったことを説明するものが多いから、といった理由が大きいからでしょう。 また、「終」という字の持つ、「おわり、おしまい」というイメージはどうしても死というものに直視する分、良いイメージではなく、むしろ縁起がわるくとられ、高齢といわれる世代の方も怪訝な顔つきをされる方は少なくはありません。 「自分にもしものことがあったとき、家族に負担をかけたくない」 と考えられる方は終活を前向きにとらえてくださいますが、 「もしもの時には、あとのことは誰かがどうにかするもので、縁起でもないことを考えるのはいや」と考える方も多く、そういった方には 入口にすら来ていただくことが難しく、デリケートな部分を持っています。 ですが誰でも年をとり、老いていくもので、必ずいつかその日はくるのです。 ご存知のように、これから日本は(すでに)超高齢化社会です。そのなかでも介護問題は特に大きな問題となっています。 最近の内閣府の調査では、既婚者の男性で「妻に介護してもらいたい」と考えているは半数を超えているのに対し、既婚者の女性で「夫に介護してもらいたい」と望む人は三割弱と、大きな差があります。 この気持ちのズレも、お互いどこまで話し合ったり理解しあったりできるのでしょうか。 もし、向き合って考え、お互いの気持ちを話しあう等、何も準備をしていなければ、直面した事実を受け止め、いつも通りの生活を送りながら相手を介護できるのは難しいでしょう。 これは家族だから出来て当たり前ということは厳しいようですが、現実的な問題として身の上にふりかかります。親について考える子供の立場も含めると、避けて通ることはできないとおもうのですが。 私は、元気なうちに自分の人生の旅立ち方をどうするか考え準備する作業は、この世に生まれてきた以上、しておくべきことだと思うのです。 生まれてきた時点で人は死に向かって歩き始めていますから。どう生きていくかはどう死んでいくかということです。何を成し、何を残すかはご自分が思い通りにできるはずですから。 終活は死を連想させて残り寂しくいいる日々を数えることではありません。

死を見つめることで今という一瞬が輝いたものであることに気づきを与えてくれるもの だとおもっています。 ご自分の人生はご自分でいくらでも輝きを放たせることができる無限の可能性を

ひめています。 忙しい毎日をルーティンワークに追われている現代人にこそ、終活をおすすめしたいと思っています。

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