top of page

前向きな離婚の作法 過去のことは終わっていない


過去を清算して未来を構築していこう! そういう考え方は大賛成です。

過去は過ぎ去っていて後戻りはできませんから、過去を検証して不幸なことは2度と起こしてはならないと肝にめいじる。そして未来を構築することに尽力する。

過去なんて振り返らないわ!今を生きるの!

カッコいいですし、そうであるべき。

でも、それをいうときには、自分の方だけになっていませんか? という話です。

 離婚相談でも、有責配偶者がそれを言って相手のことを許す話にばかりなっていると感じるときがあります。いや、わかってますよ。私だって悪いんですから。じゃあ、どうしたらいいんです? お金ですか?

 離婚でも最終的には金銭で解決していくことになります。清算は金銭が話し合いの大きなテーマになりますが、テーマがお金なのではなくて清算するということは、まずは精神的な清算(もちろん、個人的にその後も精神的にはお互いに続くのですが)を一旦はしましょうという前提で進めないとうまくいきません。  男性からすると、妻はお金のことばかりいうと言いますし、女性は夫が全く理解してないから、思い知らせたいと言います。

 どうしたら精神的な折り合いや決着がつくかは、まず過去のことをしっかり整理してから、現状を見つめて未来を構築することを話し合うことだと思いますが、感情的にもつれてしまうとこれが二人では冷静にできない。

 男性は面倒だと思うことが多いからです。

 女性は過去の取り扱いを間違えるからです。

 揉めて話し合いすら難しい場合、金銭面で平行線等々、そうした場合には弁護士さんへお願いするしかありません。離婚等、話し合いには作法がありますが知らないまま突入することも多いのです。そうそう本人も周りも体験していることも少ないですから。

 悩んだら、まずは早めにカウンセリングで整理をして頂くことが、後の過程や結果に違いがあることを認識されることだと思います。

特集記事
最新記事
アーカイブ
タグから検索
まだタグはありません。
ソーシャルメディア
  • Facebook Basic Square
  • Twitter Basic Square
  • Google+ Basic Square
bottom of page